『セイクレッド・スター』

~魂の故郷への旅立ち~

1 理論編

第23章   「アルクトゥルス意識より」    by アルクトゥルス意識集合体 

 眠れ、眠れよい子よ。わたしの懐で眠りなさい。さぞかし一日、大変だったろうね。

 だから、わたしに抱かれて眠りなさい。

 「アルクトゥルス」はララバイ。魂の子守唄なのです。


 傷ついた魂を慰め、癒し、勇気を与える。傷ついた心、傷ついた魂…。

 さて、どうしたら、次の転生を乗り越えられるだろうか。


 あまり傷があると、この子はちょっと難しいな…。

 そのときにわたしたちがその傷を癒してあげるのです。


 少しでも負担を軽くして、次の人生を、より良く生きられるように。

 どんなに傷ついた魂でも、もう一度やり直したいと思うのは、

わたくしたちはよく知っております。



 人が一生を終え、体から意識だけが抜け、いっときは、中間生という領域に入ります。

 何もない中空の状態に、あなたの魂だけが、意識だけが残るのです。

それを死と呼んでいるのです。肉体から完全に離れ、中間意識の状態にいる。

 これを、死と呼んでおります。


 そのときに、中間意識であるがゆえに、あなたの中にある想念体が、情報を紐解くのです。

 あらゆるあなたの記憶、思い出、やりたかったこと、やれなかったことを、

思い出してゆくのです。 それは、修正エネルギー作用に他なりません。


 プラスの螺旋、マイナスの螺旋が紐解かれ、ゼロに戻ってゆくからです。

 そして、二つに紐解かれたあなたの記憶の螺旋は、また次の転生のために、

再編成されてゆくのです。


 そのときに、傷だらけの情報を修復するのです。

 それがアルクトゥルス。「アルクトゥルスの意識」なのです。  



 心地よい眠りのようなエネルギーにひたり、本当に魂が癒される世界。

そこがアルクトゥルス。 心地よくて仕方が無い。いつまでもここに居たい…。

 「本当にここが、ユートピアではないか」と、みな思ってしまうのです。

「ここにずっと居てもいいのではないか」と。 そういう魂もたくさんいます。

 それは、それぞれの選択として、意志に任されているのです。


 いくらでも留まっても、いいのですけれども、しかし、人の魂というのは、

もっと、違う世界に行ってみたい。知りたい、という気持ちが起こるのです。


 だからこそ人の魂は、わたくしたち「アルクトゥルス」の繭の中から、

離れてゆくのです。さなぎが、孵化するがごとき蝶となって、

人の魂は羽ばたいてゆくのです。わたしたちは、そこに祝福を与えているのです。


 アルクトゥルスはそのような世界なのです。

 魂という集合意識体、これをケアする、癒す、療養所。

 そして新しい世界へ、みな戻ってゆくのです。それが「生」というものなのです。


 中間生の、意識の修復をまかなっているのが、わたくしたち「アルクトゥルス」なのです。



 心に傷のある方、魂が傷ついて、どうにもならなくなった方、どうぞ、

アルクトゥルスの意識に、深く深く心を寄せてください。

 わたくしたちのサポートは、常にあるのです。このことを忘れないで…。



 あなた方がご存知の、キリスト教でいう「マリア意識」そのものが、

アルクトゥルスであると、申し上げておきます。






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