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皆さまの心の中に、特に幼き頃に、
あなた方をよい子に、賢い子に、勇気のある子に、愛のある子に育てるために、
わたくしたち妖精界は、いつもあなた方を、サポートしてきました。
何か、お友達のような気持ちで聞いて下さい。
まだまだ幼き頃、あなた方は、わたくしたちと、いつも一緒に遊んでいたことを、
思い出してください。
自然のなかに、風や木や、花や山や、川や鳥のさえずりや、そよ風、
ぽかぽかした日差しの中で、遊んでいた頃のあなた方に、
いつもわたしたちは、サポートを与えておりました。
それが、「妖精界」です。
「妖精」は、あなた方の純粋な心の中に…、それも無邪気な、まだあどけない…。
何か頼りなさは、あるかもしれませんが、わたくしたちはいつも、
あなた方を、心から見守っていたのです。
自然界に眠る、さまざまな精。
石の精や、花の精や、水の精や、木の精や、山の精、風の精、たくさんの精。妖精…。
それは、エネルギーと表現してもいいかもしれません。
ただ、そのエネルギーというのは、厳しいものではなく、非常に優しい。
あなた方に、安らぎを与えるものなのです。
心地よさと、そして、
幼い頃の純粋さを、思い出してほしいために…。
「ああ、あんな頃があった」「わたしもこんな頃があった」。
それを、思い出してほしいのです。
妖精界というのは、あなた方の心の中の、ずっとずっと古い昔、
本当に幼き頃の、あなたの心の中に、眠っているのです。
人々は、大きくなればなるほど、わたくしたちの存在を忘れてゆきます。
それを見るたびに、
ああ、一人前になってくれるんだな、と思う気持ちと、
何か、さびしいなと。
わたくしたちを、忘れてしまうのではないか。
もう思い出してくれないのではないか…。と思ってしまう、
一抹のさびしさも感じているのです。
妖精界というのは、あなた方の幼き心の中に、いつも眠っているのです。
それを思い出してほしいのです。
あなた方の身の周りのなかの、生活のなかにも、たとえ大きくなったとしても、
大人になったとしても、身の周りに、妖精界のエッセンスはたくさんあるのです。
淡い光やパステルカラー。絵本や絵の中に。
香りの中に。
特に花や、さまざまな彩りに満ちあふれた、
お花の咲き乱れる世界にあなたが身を置くとき、あなた方の心はもう、
「妖精界」なのです。
花の、色や香りに、身をゆだねてみてください。
わたくしたちの、心の呼びかけが、聞こえてくると思います。
わたくしたちはいつも、あなた方に、忘れないでほしい。
わたくしたちを大切にしてほしい。そう、思っているのです。
木も、花も、あなた方のために、精いっぱい生きていることを、
忘れないでほしいと思います。
花は短い命です。
でもあなた方のために、精いっぱい咲いているのです。
わたくしたちの心を、大切にしてください。この心を、思い出してください。
「妖精」というのは、あなた方がわたくしたちを、
「人間の子供のように、近い存在として置いていたい」という気持ちから、
あのような形になってしまったのですけれども、本当は、違うのです。
花や、木や、石、そのものが「妖精」であることを、
忘れないでほしいと思うのです。
あなた方は、わたくしたち無くしては、生きてゆけないのですよ…。
あなた方は大人になり、身の周りのこと、自分のこと、
自我の固まりになってしまったとき、わたくしたち、妖精界を、忘れてしまうのです。
「ファンタジー」 それは、
あなた方の心を呼び覚ますもの。
そして生きる勇気を与えるものなのです。
幼子のような心で、純粋にわが身を振り返ったとき、
人を大切にしよう、自然を大切にしよう、という気持ちが、
心のなかから涌いてくるようになっています。
その心を大切に、大きく大きく広げてゆくのです。
もっともっと大きく、地球ぐらいの大きさにイメージを膨らませて、
あなたの愛を大きく大きく広げてゆくことなのです。
それが、わたくしたち妖精界が、喜ぶことでもあり、
あなた方地球のためにもなるのです。
みな、意識はつながっているのです。地球はひとつ。
みなつながって、お互いに生かし、生かされていることを、忘れないでほしいのです。
「自然を大切に」とは、みな、つながっている、ということを、
再認識してほしいからなのです。
これが、わたくしたち妖精界からの、お願いです。
天使界だけではなくて、わたくしたち妖精界も、
歴史のなかに、多くの痕跡を残しております。
あらゆる文化のなかに、伝統工芸のなかや、ファッションのなかや、
その時代時代の流行、嗜好品の中、また装飾品の中に、
わたくしたちのエッセンスが残されております。
それをあなたの感性で、もう一度思い出してみてはいかがでしょうか。
何であろうと、あなたの大好きなことに焦点を定めて、
そこから、わたくしたちを発見することができるのです。
どこにでも、わたくしたちは存在しているのです。
あなた方に、優しさと、感性を、与え続けているのです。
それも、純真無垢な、あるがままの、幼子の心に戻ったあなた方に、
純真な感動と、感性を与え続けているのです。
「妖精界」 とはそのような役割です。
動物の中にも、妖精界は生きております。
皆さんのお友達である犬や、猫も、妖精界の心を持っているのです。
ペットに癒されるとは、わたくしたち妖精界のサポートでもあるのですから…。
このことを、いつまでも忘れないでほしいと思います。
人々は何を信じ、何のために生きるのか…。
でも、そのような思いに耽ったとき、思い煩うのではなくて、
わたくしたち妖精界を思い出してください。
生きる望みと、希望、勇気というのは、ふとした感動と、
感性から、湧き起こってくることを、知ってほしいからです。
どこにでも、そのチャンスはあるということ。
みな平等に、わたくしたちは、あなた方を見守っております。
どうぞ、わたくしたちの力を使ってください。
それが わたくしたちの願いでもあり、喜びなのです。
以上、妖精界からのメッセージを終わります。
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