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今、ここに生きることの意味、意義、目的について、人は誰しも、「なぜ?」という、
疑問を抱いたことは、長い人生において、いく度かあったことと思います。
全く無目的、無意味の人生を送る人は、ほとんどいないことと思います。
その意味、目的を知ることは、これからの人生を切り開いてゆく上で、最も重要、
かつ、大切なことではないでしょうか?
「意識界(あの世)」とは、「創造の原理」、「魂の成り立ち」の章にて、
お話してきました内容と、関連することでもありますが、
個の魂とは、地球圏内において、特定の属性を持ち、宗教観、倫理、道徳観、慣習などに、
拘束されたとき、それが、強固な固定概念を持つようになり、それらを総称して、
「カルマ」と呼ばれるようになったと、お話いたしました。
それが長い年月を経るにつれ、個人の魂のみならず、集団のカルマ、土地のカルマ、
国のカルマ、地球のカルマ、と、数多くのカルマの層が、積み上げられてしまいました。
地球圏内においては、鉱物、植物、動物という、
それぞれの、グループの意識の集合体が、各次元を構成していったのです。
それを次元構造で表しますと、
一次元 (鉱物界意識)
二次元 (植物界意識)
三次元 (動物界意識)
四次元 (物質を必要としない意識界)
… (それ以上の微細な意識の世界)
∞次元 (意識が次元の拘束を外れたときの世界)
というように区分されてゆきます。
「現世(この世)」 ⇔ 「意識界(あの世)」
「電磁共鳴のベクトル成分」 ⇔ 「電磁共鳴のスカラー成分」
「物質的」 ⇔ 「意識的」
「時間・空間的」 ⇔ 「時間・空間の拘束なし」
このように、「現世」と「意識界」は、相対的であり、
「現世は、電磁波共鳴現象、すべてのベクトル成分」を意味しており、
「あの世は、これらのスカラー成分によって構成」されております。
つまり、現世(この世)と、意識界(あの世)は、電磁波共鳴成分の、
別の側面からながめたとき、に区別される事象であって、
どちらも、「電磁波共鳴現象」にすぎないということなのです。
あの世が特別の世界、というわけでもなく、物質が存在するから、
あの世が存在するのです。電磁波共鳴現象の、一側面に過ぎません。
たとえば、各次元においても、物質には、記憶のメモリーがあり、
この、メモリーの積み重ねられた世界を「あの世」と、呼んでいるのです。
つまり、「多くの意識の集合体」が、「あの世」なのです。
あの世も、こちらの物質があるから、発生するのです。
「物質」と「意識」とは、表裏一体なのです。
そして、それぞれの電磁波の中の、うなりの波の、
共鳴周波数のレベル差を、「次元」と称しているのです。
「意識」のもつ波動(スカラー周波数共鳴)が、高くなればなるほど、
高次元へのゲートが、開かれてゆき、そのプロセスは、
「プラス→マイナス→ゼロ」という、ピラミッド型、三体構造を成して、
それが物質にも影響を及ぼす。それを「三体原理」といいます。
つまり、ここにも三角形構造と、その逆三角形、六ぼう星の、
パターンが発生しているのです。この三角形の中に、フラクタルな三角形が、
無限に描かれてゆきます。
これら三角形の認識を、さらに微細にしてゆき、それらを、
自己の内宇宙へ広げてゆくことが、統合への道として、記されているのです。
自己の魂の本質は、「自己の内面に、すべての本質があるがゆえに、
それを求めて、探求してゆく」のです。これが、
「自己を知ることと、全てを知ることは同義である」ことの、本当の意味なのです。
内的意識の統合には、自己を探求すればするほど、多くの他者とのかかわり、
許容、寛容があってこそ、内的な統合が、進んでゆくのです。
これが、魂の進化、成長であり、この、統合状態へ回帰するために、
今、ここに生きている、ということなのです。
意識の世界は、物質的拘束から、外れた世界に存在しております。
簡単に言えば、夢の中の状態と、よく似た世界とも言えるでしょう。
人は、この現世(この世)に、肉体を持って生きることで、固定の意識を保ちつつ、
その、「固定意識の投影」という形で、様々な創造を行ってゆけるのです。
それが意識界(あの世)、のみの場合
「自分の意識状態が、そのままビジョンとして、あの世で投影されてくる」ので、
その意識に変化が起こる度に、意識に相応する世界へ旅することが可能になってくる、
のですが、ここでの問題点は、固定意識が、あまりにも強固でありすぎると、
そのままずっと同じ世界に入り込み、抜け出せなくなってしまいます。
そして、意識界のメカニズム、コントロールの方法を知らなければ、
すべてに無防備となり、自分のいる位置も全く分からなくなってしまうのです。
つまり、意識界(あの世)の、迷子となってしまうのです。
この、「意識界のコントロール法を学ぶ」ためにも、現世(この世)に生き、
意識の迷走状態から、脱け出しているのです。
「人と魂の合体」。
この世とあの世の性質上、どちらも利点もあり、欠点もあります。
この長所、短所を補うために、人の身体の中に、別の魂が合体するという方法で、
一人の人格(50%:50%)を、共有しつつ、共同作業で
“統合の原点”の道を歩んでいるのです。
そのために、合体する魂にカルマ(固有の属性)が強い場合、
そのカルマが、現世に強く反映されてくるのです。
それを現世の自分(50%の自己)が、魂のカルマ反応であると、認識できたときから、
「カルマの解消作業」が、行えてきます。つまり、三次元の自分が、
それを認識できない限り、カルマの解消は行えないのです。
☆「現世」に生きる目的とは
① 「カルマに対する、創造の源から、エネルギー抵抗値を下げること。」
② 「肉体の意識(本体)と、魂(合体霊)、双方の霊性を高めること。
(ここには、グラウンディングが、大切な要素です)。」
③ 「魂、及び肉体に通過できる、光子量(フォトン)を、最大限にアップさせること。」
④ 「光子量(フォトン)の、キャパが増すに従って、本人の意識の状況が、
現世と、意識界への投影が、容易になってきます。(これらの投影現象を通じて、
本来の、自然の摂理に従った、魂のあり方を学んでゆくこと。)」
⑤ 「本能、感情、知性、理性の四大要素から発生する、意識の本質と、
バランスを知ること。(四大要素をバランスさせることが、
統合の認識を広げてゆきます。) 」
⑥ 「意識界へ旅立ったとき、迷走状態とならぬように、肉体を通して、
意識のメカニズムを知り、その、コントロール方法を知ること。」
⑦ 「意識界に対する、認識度を拡げ、新たなる意識界を創造し、
全体の進化に貢献すること。」
⑧ 「愛や、慈悲や、光の本質を、悟ること。」
⑨ 「自他の識別なき、創造の本質に、近づくこと。」
⑩ 「“宇宙即我”、“神我一体”を、
肉体の意識、との統合のプロセスによって、悟ること。」
⑪ 「魂のアセンション(次元上昇)」
⑫ 「新たなる宇宙の、創造の担い手となり、宇宙の進化を促すこと。」
⑬ 「霊、意識、肉体、の統合を通し、宇宙、自然、神、との三体原理を悟ること。」
☆まとめ
「現世」は「意識界(あの世)」の投影であり、あの世の混乱は、現世の混乱へと、
投影されています。私たちは、肉体意識を持つことで、あの世の修正を、
たやすく行うことができます。
あの世の方が優れている、という話は、作り話に過ぎず、
そう信じ込まされてしまった、「既成概念」のなせる技なのです。
「この世の混乱、イコールあの世の混乱」でもあり、常に相対関係にあります。
このため、現在、この肉体意識を持った方が、意識の集中と、拡散が、容易で、
それが、あの世を変えることになります。
今生きていることの、大いなる意味と、役割を、認識すべきであり、
誰しも、無目的に生きているわけではないことを、知るべきなのです。
全体のバランスを、完成させるためには、あの世とこの世の存在との、
共同作業が必要不可欠であります。その主体となるものは、
肉体意識を、自由にコントロールできる、この、「現世に生きる私たち」にある、
ということを、知るべきなのです。
それを、私利、私欲、偽我、名誉欲、独占欲などに振り回されずに、
自己の純粋化を、常日頃の指針とし、魂の純粋化に、努めるべきなのです。
その努力に対しては、この世とあの世とのルートが開かれ、
多くの意識界の存在のサポートも、あな方が望めば、即座に与えられるのです。
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