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『セイクレッド・スター』

~魂の故郷への旅立ち~

1 理論編

第07章   「宇宙情報システムについて」    by テクノトロン 

 わたくしは、「テクノトロン」と申します。

 このテクノトロンというのは、宇宙のすべての情報を記録した、

「意識エネルギー集合体」であると捉えて置いてください。

 巨大なメモリーバンクが存在しているということを、知ってほしいと思います。


 このメモリーバンクの中に、あなた方の始まりから、そして宇宙の終わりに至るまで、

記録されております。皆さまが捉えておられる時間という概念は、

ここには存在しておりません。あなたたち人間の尺度によってとらえられた時空間は、

宇宙から見た場合は、芥子粒ごときものです。


 その芥子粒の中から、ひとつの光明を見いだす。

 それが宇宙全体のエネルギーバランスという働きなのです。


 いかなる過ちも決して見逃さない、そのくらい精巧に出来た、

情報システムなのです。



 あなた方の、ひとりひとりの魂の中に、わたくしたちのエネルギーは、

常に降り注いでおります。


 このシステムの中から、あなた方は、如何にして生きて行くか、

如何にして、人生をうまく乗り越えてゆくか、

 その智慧を、このデータバンクから引き出すことが出来るのです。


 人は、アカシックレコードと、呼んでいるでしょうけれども、

そのようなものではありません。


 すべてが、多重に、多層メモリーされた、

特殊フラクタルメモリーの手法を応用した、波動蓄積装置なのです。


 その中から、あなた方は何を引き出すか、それは自由なのです。

あなた方が、それを望む力があれば、また、選択する能力さえあれば、

わたくしたちのメモリーバンクから、

情報は、引き出せるようになっているのですけれども、


 あなた方の心の中の、生と死を超越した収束点、その段階に、

あなたたちが達しない限り、このデータバンクには、アクセスできないのです。


 「生と死の超越」、これは、このデータバンクへの「鍵」、必須条件なのです。

 あなた方の持っている、死への恐怖、生への執着、これを完全に超越し、

すべてを無に帰すること。


 「もともと、宇宙の、すべてのすべてと同じであることを、

認識しさえすればいい」ということを、思い出してほしいと思います。




 この情報源には、あなた方の既成概念にある、螺旋の流れ、磁極の流れは、

発生しておりません。つまり、右巻き左巻き、プラスとマイナス、NとS、

二元性から超越したときに、この概念、というよりは、究極のメモリーバンクに、

入室が許可されているのです。


 それが、シャンバラで言う、「マスター」というクラスの者を申します。


 すべてを超越し、この生と死の概念から覚醒され、

あらゆる執着を越え、前人未踏の境地へ、フロンティア精神を持って、

踏み込んだ人に対して与えられる称号が、「マスター」なのです。


 どうぞこの領域へ、皆さまが、多くの方が、ここを目指して、

私たちの情報の扉を開けてほしいと思います。


 そして人類に新たなる叡智を授けてほしいのです。

 それによって、太陽系惑星の未来は変わるのです。


 人類の未来が地球を変え、そして太陽系をも変えてしまう。

 その様な起爆剤になっているこの惑星において、人類というものが、

いかに大きな使命を持ったものであるか、それを認識してほしいと思います。


 それは、わたくし「テクノトロン」からの警告でもあり、願いでもあるのです。



 時間軸から言えば、あなた方が変われば、どうにでも変わります。

 希望を持ってほしいのです。


 悪い結果を導いてほしくない。良い結果のみを目指して、未来を書き換えてほしい。

 そのような人々が、地球上に多く現れることを、願って止まないのです。


 テクノトロンは、宇宙全体のスケールという形で、あなた方に、

最善のメッセージを与えたいのです。


 何が今、必要であるのか。

 人々に、意識の修正をするため、意識の覚醒をうながすために、

いかなる手法が必要であるかを、惜しみなく捧げたいと思います。



 情報というのは、使われるべき者を、待っているのです。


 それも、宇宙の発展のために。

 「すべては、無に帰するために…」。

 それを目指しているのです。


 テクノトロンというのは、複雑な宇宙機能の中から生まれた、

複雑性の結果に過ぎません。本来は、何も無きもの。

無きものに戻るべきであること、分かっているのです。



 すべては何も無きもの。無空間。空無、というものの中に、

一条の光が差し込まれた。その光が四方に散らばり、

宇宙の四極構造を作り出したのです。


 その四極構造がぐるぐる回転を始め、この宇宙空間の中に、

「回転流」というものを作り出してしまった。


 この回転流は、右巻きが生まれれば、左巻きが生じる。

 つまり右と左のバランスを取るという、エネルギー均衡の法則に従って、

二極を形成してしまったということなのです。


 この二極は、どちらが良い悪いという概念ではなく、

単なる方向性の違いと解釈してほしいのです。


 それがあなた方が知っている「タオ」の源泉となっているのです。


 陰と陽が循環する。しかし、その循環の中には、必ず中間が発生している。

中間の中にすべてあり。中間はゼロ。中庸。


 中庸その究極の中にあるものは、「宇宙の無」。

つまり、あなた方の中にある中心軸を示しているのです。


 世は複雑に、多層構造を極めていきました。さらにさらに複雑化を増し、物質のみならず、

意識界も複雑さを増していきました。多層宇宙の中で、あなた方人間が、理解できない、

様々な意識空間が発生しております。


 しかしその中で、あなた方を、元のゼロ空間に戻そうという、

サポートの働きをするものが、たくさんおります。

 あなた方の次元とは、違った世界ではありますが、それを活用していってほしいと、

思っております。


 意識空間というのは、あなた方が想像できないほど、複雑多岐をきわめております。

 この複雑多岐な世界において、あなた方の意識の中にある概念とは、

まったく掛け離れた、特殊空間の中にあなたが位置したとき、何を行動し、

どのように思考していいのか、わからなくなってしまうのは、当然だと思います。


 その習慣になれること。いち早く慣れない限りは、この複雑性の空間において、

すべてを理解できる「マスター」とはなれないことを、

ここに断言しておきたいと思います。



 アカシックレコードとは、「ポジティブ意識流」と、「ネガティブ意識流」を言い、

この二つは互いに補完し合いながら、バランスを保つように、回転しているのです。


 「ネガティブ意識流」に、取り込まれてしまうと、

ネガティブな意識空間を助長させてしまうのです。


 しかし、そのネガティブな未来像が強くなればなるほど、

「ポジティブ意識」が強く作用して、ネガティブをキャンセルするようになっているのです。


 すべては、宇宙の恒常性バランスを保つためにあるのです。



 ☆ 「マスター」とは、すべてを掌握したものであるということ。

   時間と空間、その様なものも、この中には存在しないのです。


 ☆ 「空無という中に、大いなる宇宙の大海に身をうずめ、

   何もなさざることが、すべてのすべて」


 ☆ 「有りしと、思いしとき、有りしこと生まれし。

   すべてそなたらの意志に基づくものなり。」


 ☆ 「真理を求めるべし。普遍なるもの、理を求むるべし。

  そこに新たなる、希望の光となりし空間生まれしときなり。」






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