１６章　　「エネルギーコントロールについて」 ｂｙ　くまた  　皆さんこんにちは。 くまたです。 　この章は、チャネリング形式ではなくて、くまた自身の、 これまでのエネルギーに対する取り組み方、考え方をお話していこうと思います。 　かれこれ、１５年に渡って（2003年ごろの記述）、 エネルギー世界を探求するということをやってきました。 それが自分自身にとっても、何らかの目的であるように、がむしゃらに突っ走ってきました。 　本当に、辛いときもありました。エネルギーにネガティブな想念が入り込んだとき、 苦しくて、超えられないような状況に陥ることもありました。 　しかしながら、どんな時であっても、「絶対諦めないでやり通す」という、 堅い意志が必要だったのです。その意識を貫くことによって、また、新しい発見が訪れ、 新しいエネルギーの発見にもつながり、たくさんの意識界のサポートを 得られるようになってきました。 　初期の頃は、エネルギーのコントロールのこともよくわからず、 まだ未熟なままに、霊的な問題と取り組み、身の凍るような体験を何度もいたしました。 　体が動かなくなり、霊に支配され、どうにもならないときもありました。 　しかし、それらの体験によって、霊というものがどのようなものであるか、 どのようなエネルギーを持っているのか、どのような対処をすればそれらの霊から超えられるか。 常にエネルギー的な観点から探求してきたのです。 　初期の頃は、「神仏」という、ひとつの意識の固まりですけれども、 そのエネルギーを借りることによって「救われる」ということを体験しました。 　しかし、その「神仏」というものも、人の創ったものということが分かってきました。 そうであるのならば「きっと自分でも出来るはずだ」、という考えのもとで、 霊的なエネルギーをいかに、キャンセルし、消去し、浄化する…、 そのようなことを行なってきたのです。 　 それらの、経験を積めば積むほど、自分のエネルギーの成長になってくるわけです。 　苦しいこともあります。これまでに知らなかったエネルギーがきたとき、 体がそれに拒絶反応を示し、がむしゃらに、それに対抗しようとします。 　拒絶反応が起こるわけです。しかし、ここをどう捉えるか。 　この現象をどう捉えるかによって、エネルギーというものの本質をつかんできたわけです。 　次第に、「意識のあり方だけでエネルギーをコントロールできる」ことが分かってきました。 　宇宙空間のエネルギーというのは、様々なものがあります。 　しかし、ひとつ、「自分の中心にあるエネルギーの流れ」、それを信じ、 それだけを純粋に保ちつつ、このエネルギーを使って、 あらゆる問題を解決して行こう、という考えを持ちはじめたのです。 　霊的な現象に対しては、恐れずに、多くの人たちに対して、 霊障除去という訓練を積んでまいりました。 　ひとつひとつが経験となって、自分の能力の向上につながってゆくわけです。 それを、何年間も、何千人もの人たちを行うことで、 自分の経験となって、エネルギーとなって、成長してゆくようになるのです。 　それらを集大成し、「霊に対する経験」という形、ひとつの意識の記憶の集合体、 霊現象にたいする記憶の集合体を、自動的にパスワードで動くようにしたのです。 　また、気功という世界。 　気の流れを自分の中でコントロールする。そして、肉体レベルのバランスをとってゆく。 経絡の調整ということですけれども、その、経絡の調整を自動的に動くように プログラム化したものを、（サーキュレーション）というパスワードに集約したのです。 これも、実際の自分の体の反応として、多くの方々に体験していただき、 確実に、エネルギーが動くように創りあげたものです。 「エネルギーのプログラム」というのを行っていたのです。　 　ヒーリングに対してもそうです。 　あらゆるヒーリングをどのようにして行えばいいか。 それをエネルギーだけで行うにはどうすればいいか、それを、常に考えていました。 　ヒーリングというのは、プラスエネルギー、マイナスエネルギーのバランス、 そこに集約されます。この集約の手法を多くの経験によって身につけながら、 経験をパッケージ化したもの、それをまた、パスワードとしていったのです。 　この原理は、古来から伝わるマントラとか、真言に共通するものがあります。 　空海さんも同じようなことを行っていたようです。 　「言葉」、または、ただ、「意識」だけで決まったエネルギーが発動する。 　それらがひとまとめにまとめられたものを 「エネルギーコントロールシステム」という形で、皆さんにご紹介しているものなのです。 　この「エネルギーコントロールシステム」というのは、 様々な経験が積み重ねられ、多くの情報が入っております。 　たくさんの人に使っていただきました。 「使っていただいた人たちの、症状を癒すことが出来る。その経験を、 またこのエネルギーの源泉にフィードバックできる」ように創りあげたものです。 　それを「エネルギーコントロールシステム」と呼んでいます。 　あらゆる、活用された方々の症状を記憶し、そして、 それに対して動いたエネルギーを記憶する、というシステムをとっているわけです。 　エネルギーコントロールシステムは自動的に学習する、自動学習システムを 意識の世界で組み込んだものなのです。 　自動浄化システムもその中にございます。 　エネルギーが汚れてしまっては、ヒーリングの効果がなくなります。 　そのために、ＭＤやＣＤを自動的に浄化するシステムを組み込んでおります。 　そして集約するに、これらのシステムもすべて、 宇宙から流れてくるエネルギーをプログラムする。コントロールする。 　そして、コントロールされた、目的を持ったエネルギーの流れ、 　それは永遠に変わらないようになっているのです。 　このように、プログラミング化された、エネルギーのコントロールという手法を取り入れ、 　徐々にあらゆる意識界との連携を図り、さらに高度なものへとさらに発見は続いてゆきました。 　様々な世界にアクセスし、意識の世界のエネルギーをそのまま、持ち帰ってくる。 そして、聴かれている皆さまに、同じ状態を再現できるように、創りあげたものです。 　それはあなた自身の、使われる方の意識に反応させ、脳内物質をうまくコントロールし、 効果的な変性意識を再現するように創りあげたものです。 　波動に、非常に敏感な方は、確実に反応するように、創りあげているのです。 　人によって違う感覚が起こるということは、まずありません。 　感覚は皆同じ反応が出るように創りあげているのです。 　経験を積めば積むほど、新しいエネルギーを発見できます。 　限りない挑戦を行い、自分の肉体の限界に鞭打ちながら、エネルギーのキャパシティーを広げ、 脳の新しい分野を広げてきました。 　それが出来るようになると、新しい波動感知が出来るようになってきます。 　新しい意識界にもつなげることが出来るようになってきます。 　新しい気づきも生まれてきます。 　その基本となるのは、肉体がベースとなる「五感」そのものであるわけです。 　五感から波動感性へと広げ、あらゆる五感を広げること、 それらがベースとなって、様々な意識空間へとつなげられるようになって来るわけです。 　これが、波動世界の柔軟性へと繋がってゆくわけです。 　その過程としては、やはり、プラスとマイナスの極性に直面せざるを得なくなりました。 自己のシャドウに直面した時には、非常に恐怖を覚えました。 　誰しも、自分の本質的な問題に向き合うのはつらいことですし、厳しいことです。 どうしても自分に甘くなってしまうわけです。 　それらを、ひとつひとつ克服し、核心的な自己の内面へと対話が進んでゆくわけです。 　そうしたときに、自分自身の中の、極性のバランスが完全に中和してゆくわけです。 　この中和した段階を「ゼロ・ポイント」と申します。 　自分の中に、ゼロエネルギーを通すことが出来ます。 　このゼロ・エネルギーというのは、自分自身が体験した、「ポジティブな領域のすべて」、 「ネガティブな領域のすべて」が合成されたもの。 　そのために、意識範囲を、大きく広く、広げられればられるほど、 包み込む宇宙は大きくなります。 　このゼロポイントの領域に意識を創るだけで、現実は動くようになるのです。 　このように、数多くの積み重ねによって出来上がったものが、 エネルギーＭＤやＣＤになって、日本中に広がっていったわけです。 　非常に長い間多くの人に使っていただきました。 　このように、意識世界は、自由自在に創造できるもの。コントロールも可能。 　そのコントロールを人の癒しのために、人の幸せのために使う。 それを一生の目的として、最高のものを、クオリティーの高いものを常に目指して、 努力してきたわけです。 　エネルギーのコントロールに於いては、一番重要なポイントは、個人の想念を入れないこと。 　個人の想念を入れてしまっては、わたし自身の、日々日常の意識の変化に連動してしまいます。 　それを避ける意味で、自分自身の意識を完全に除去し、 エネルギーだけが発動できるように創りあげております。 　そのために、わたしのコンディションに関わらず、いつでも活用できるようになっているのです。 　「エネルギーのコントロールとは、純粋にエネルギーの法則を掴み、 論理的な思考でもって、コントロール出来うること。」それが、能力というものです。 　そしてその応用として、風水や、チャネリングや、前世探査、波動鑑定。 すべてのことが可能になってくるのです。人の運勢、運命まで、読めるようになってきます。 　これらの能力すべては、波動感性を磨くこと。ただそれだけに結論付けられます。 　いかにして、自分自身の感性を磨いてゆくか。それが能力の蓄積となって、 つながってゆくわけです。そして、飽くなき探求へと進んでゆくようになるのです。 　それは「真理」「普遍性」という世界。それをエネルギーという形で再現できるように。 　それができると、皆さんの時間、覚醒のための時間を短縮することが出来ます。 　一気に高いレベルまで、引き上げることが出来るのです。 　蓄積された能力も自動的に、あなた方に引き継がれるようになっているのです。 　それを役立てられるか、それらに気づけるかは、あなた方自身がいかにして感性を磨けるか、 気づきを得るように、常に、考え続けることなのです。 　「なぜか。なぜか。どうしてか。どうしてこうなるのか。」常に考え続けることが、 問題解決への、気づきへのチャンスとなってくるのです。 　このようにひとつのエネルギー世界を通しても、いろんなことが分かるようになっているのです。 それを最後まで貫くことで、多くの学びが得られるようになっているのです。 　このように、多くの意識界が連携してくれるようになったのも、 ひとつひとつ、それらの世界と向き合い、対話を重ねてきたからです。 　自動的にそれぞれの意識界が、助けてくれるようになるのです。 これが、意識界の喜びでもあり、役割りでもあるのです。 　「気づいてくれる人その人にサポートが来るようになっているのです。」 　エネルギーの法則性を通して、宇宙全体の真理と普遍性が、読めるようになっているのです。 その探求は終わりがないと思います。 　また、それを止めることが出来ないことも、自分自身分かっております。 　このように、かなり職人的な探求を長年行ってきましたけれども、 この成果を皆さんにお役立ていただけることが、唯一の、わたし自身の喜びです。 本当にありがたく思います。 　そして多くの人が、魂の幸せを思い出してほしい。本当に帰るべきところを知ってほしい。 そして、魂の自由を目覚めさせてほしいのです。 　それをトート様は、皆さまに気づいていただけるように、この場にて、 メッセージを流し続けているのです。 　その役割りとして、わたしが通信の媒体となって、皆さんに様々な意識の世界からのメッセージを、 全く脚色することなく、そのまま伝えるようにしているのです。 　これらの情報を皆さまの気づきのために、お役立てできること、大変喜びに思います。 　これからも、新しい気づきがありましたら、エネルギーという形で、集大成し、 ご紹介できると思います。 　また、このような本という形で、情報を流してゆきたいと思います。