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22章 「普遍とは」 |
by マクラーゼ |
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混沌とした宇宙が、長い年月を経て、ようやく落ち着きを見せ始め、
次第に静かな海へと戻って行きます。
宇宙は大きな変化のときから、静かな眠りに戻ってゆきます。
それを宇宙の休息とでも申しましょうか。
ゼロのエネルギー体、のみで作り上げられた、広大な宇宙の、海原があるのです。
その海原の中で、しばらくの間沈黙を保ちつつ、その沈黙の中でしばらくは、
次の新しき始まりのきざしを、探し求めてゆくのです。
そこに求めがあればこそ、求めに応じ、情報は、宇宙すべてに伝播してゆくのです。
巨大な宇宙の、情報ネットワークの中で、新たなる、新しき宇宙の始まりに、
みな助けを与えようとするのです。
そこに新たなる情報の、通信網が出来てゆくのです。
あらゆる星の情報通信網、別宇宙の、どこかからかもしれません。
いろいろなところから、あなたの求めに応じて、通信網が、
自動的に出来上がってゆくのです。
そして、あなたの脳を、フル活動させ、脳を、リフレッシュさせ、
新生地球人としての脳細胞を、生み出してゆくのです。
創出された、シナプスとシナプスとの情報伝達。
無限に交差する、ニューロンの伝達網の中で、あなたの脳は、もっともっと、
新たなる宇宙の情報を、アクセスせんとして、シナプスを伸ばしてゆくのです。
新しい情報を掴まんと、欲するがゆえに、あなたの脳の細胞は、さらにさらに、
次の領域へと、足を伸ばしてゆくのです。
こうして、あなた方は、新地球人類種として、高度な意識を持ち、
覚醒された未来の種へと、生まれ変わってゆくのです。
そのときに持ち合わせた、情報のネットワークは、これまでの既成概念を、
すべて取り込みつつ、昇華していっているものなのです。
すべてを学びとし、新たなる成長のために、あなたの脳は、
次の宇宙へと覚醒し、飛躍して行くのです。
「人なればこそ、宇宙と一体化ならしめん。これ宇宙の造形、写し身そのもの。」
「人型そのものが宇宙の形となりしこと。」
「人、すなわち宇宙。宇宙、すなわち人。」
ここに普遍の真理あり。
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