『セイクレッド・スター』

~Quantum Creation~

4 完結編
 
 
 
       
  第05章   マインドコントロールからの超越  

     
 
 久しぶりのメッセージとなります。 私はトートです。

 第4章の「テクノトロン」からのメッセージに続いて、

この場にてアトランティスの知恵をお伝えいしたいと思います。


 特に今の時代は時空の急激な転換期に突入しており、

多くの人々の意識が変化しています。

 既存の理念、信念、価値観、思想、宗教観、社会情勢にも変革の波が訪れており、

それと同時に人心の混乱も起こっております。変革の時のカオスから秩序へと向かう時は、

どの時代であっても必然的な変化でもあります。


 いまはあらゆる情報の氾濫に振り回されて、

何が真実なのかが分からなくなっているのが現状ではないでしょうか?


 情報によるマインド操作といわれるものは、現在だけでなく、

アトランティス時代、古代、中世にもありました。


人々が現世で生きる目的や、希望を見いだせなくなった時に、

自然界の摂理から外れた観念や、物質界での生存のみにとらわれすぎた執着と、

エゴの歪みとして、ネガティブエネルギーが増大化し、

それらが低次元の想念体に蓄積されてしまうために起こります。


 時代それぞれの人々が抱く不安や怖れなどのネガティブ想念が、

このような現象を引き寄せて、ネガティブなタイムラインを創り出しているのです。


 ネガティブなエネルギーの歪みや、タイムラインは、

宇宙の多層次元構造の中にも存在しており、

手法は明らかにはできませんが、時空変換という特殊能力を持つ存在であれば、

それらのコントロールは簡単に行えるものなのです。



 今のインターネット空間、放送電波、映画、携帯電波網、送電線網にも、

意図的な低次元意識エネルギーが増殖しております。

 いわゆる、マインドコントロール意識エネルギーが蓄積、充満しているのです。


 それとともに、古代から続く宗教、魔術、黒魔術、呪術、生霊、霊界、占いなどによる

意図的なマインドコントロール意識も、同時に存在しています。


 もともと人が創り出したネガティブ想念帯が行き場を求めて、

人が創ったテクノロジーの中に、流れ込んでしまうのです。


 これらのネガティブエネルギーは、人々が生きる希望を失うと、

本来のあなたの魂をガードし、自然の摂理に沿った方向へと指導する役割である、

ハイアーセルフとの連携が断たれてしまい、怖れと恐怖のみに支配されるようになり、

波動同調の法則が引き金となって、心の奥底にネガティブ成分が入り込み、

人心をコントロールしてしまうのです。


 その結果として、人々は社会不安、生存競争、混乱、闘争、破壊行為から、

戦争へと追いやってしまうのです。


 結果として地球全体の次元低下(ディセンション)を招いてしまうのです。

 本来は次元上昇(アセンション)を目指すべきものであるはずのものがすべて、

地球全体の次元低下(ディセンション)を招いてしまうのです。


 これらの状況から本来の地球のバランスを回復し、

アセンションへと乗り越える方法として大切なこと、


  まずは、現世に見える情報、幻想に振り回されないこと。


  自己の魂の原点に中心を置き、あらゆるネガティブ想念体からのエネルギーの侵入を、

  遮断すること。


  努めて外部からの情報を遮断するしか、防ぎようはありません。



 それにはネガティブな思いから意識をそらしつつ、

ポジティブな思いだけに心を保つように努める。


 ネット、テレビ、携帯、映画、音楽、物欲、食欲、性欲、などの、

過剰な刺激と欲を抑制する必要もあります。

 古代の修行者のように世俗からの生活を断ち、自然な環境の山中に籠るというのも、

一つの方法かもしれません。


 しかし、現在のすべての人が出家するわけにも行かないと思います。

 日常の生活、仕事の中では、他者とのかかわりでネガティブな想念エネルギーは、

心に少しでもスキあれば、容赦なく侵入してきます。


 それらの邪気は残留し、睡眠中でも悪夢となって投影されてしまいます。

 悪夢のネガティブ成分は、深層意識を傷つけてしまうので、

日常のストレスにも対応できなくなってしまいます。


 それらが、精神不安、自己不信、自信喪失、人間不信、鬱、へとつながり、

さらには病気となって現象化してしまいます。

 これらすべては、低次元意識エネルギーによる作用なのです。



 さて、これらの低次元意識エネルギーによる閉塞感を緩和するには、

どのようにすれば良いでしょうか。


 そのためには、ポジティブエネルギーとネガティブエネルギーの、

バランスを取ることから始めます。


 まず、静かに落ち着ける環境で自分のエネルギーの状態に意識を当てながら、

根底に潜むネガティブエネルギーに焦点を当てて、

次第に「ネガティブエネルギーが最大」になると意識して、

自己のエネルギー感覚を観察してゆきます。


 最大になってくると、原因となる想いの要因が浮上してきます。


 ここで、ネガティブの要因がわかると、

次の気づきのステップへと繋げることができます。


 そのネガティブ成分に対して、ポジティブエネルギーを流していきます。


 その時に「ポジティブエネルギー最大」と、意識すると、

さらに行いやすくなります。


 次第にバランスが取れて、ネガティブ成分がなくなってくると、

心身ともに楽で軽くなってくると思います。


 ここが、すべてのエネルギーが中和されたニュートラル・ポイントとなります。



 このニュートラル・ポイントにおいてようやく、

あなたのハイアーセルフとの連携が可能となります。


 ハイアーセルフとは、非物質次元にいつもいて、

物質界のあなたを見守っている、「あなた自身」なのです。


 この時、現世の自分と、非物質次元のハイーセルフと、

「融合」した状態をイメージすることが重要です。



 アトランティス時代は、現世の自分と、

非物質次元のハイアーセルフとはいつも繋がっていました。

 ともに連携して、自然の摂理に即した社会を形成していったのです。




 もし、これらのワークが難しい場合は、あなたの正面に「鏡」を立てて、

自分の実像と虚像が重なっているイメージを抱くと、

自分自身のエネルギーがニュートラルになりやすく、

より簡単に連携が行えるようになります。


 その他の方法としては、「水晶玉」を見つめながら、

ネガティブとポジティブのバランスを取りながら行うのもベストです。


 水晶球は、両極のエネルギーをバランスよく増幅してくれるので、

より効果が上がります。



 これらのワークを日々の習慣にできるようになれば、

あなたの周囲に充満するネガティブ想念エネルギーに振り回されなくなってくるでしょう。

 現実とは違った、別次元に生きる自分を体験できるようになるでしょう。


 この状態をいつも維持できるようになれば、陰と陽 タオの本質を、

悟ることができるようになってくるでしょう。



 ポジティブエネルギーが増すと、ネガティブエネルギーも、

同じ量で増してきますが、魂のダイナミックレンジが増したことの証拠でもあります。


 言い換えれば「魂のキャパの増大化」の証です。


 善、悪どちらかの価値観に、過剰に振り回されるのでなくて、

ニュートラルな安定を保てるようになることが、「アセンション」の基本なのです。


 この状態は禅の悟りの状態に近いものです。

 つまり自己の識別するネガティブと、ポジティブとの対立が完全になくなった時こそ、

マインドコントロールからくるノイズもなくなり、

ハイアーセルフとの融合が容易となります。


 その時にこそ、超越意識に至り、

宇宙の叡智への愛と感謝の気持ちが湧きあがってくるでしょう。


                              by トート
 
     

 
 






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