『セイクレッド・スター』

~Quantum Creation~

4 完結編
 
 
 
       
  第09章   自己認識とリアリティー  

     
 
多くの意識エネルギーの重なり合う、多層次元空間において、

プラス性、マイナス性を選択した宇宙空間では、当然、善と悪の、

分極した空間は発生いたします。


 あなた方それぞれの、観測する側のフィルターを通して見える世界のビジョンは、

変化してゆきます。


 それぞれの立ち位置(波動周波数)の違いにより、ポジティブに見えたり、

ネガティブに見えたりで、波のようにプラス側に向いたり、

マイナス側に向いたりしながら、それぞれのエネルギーがやり取りを行っています。



 互いに強めあったり、弱めあったり、綱引きのように歴史のサイクルが生まれています。

 それらは外部の世界と内部の世界にも存在し、

個々の共鳴する空間形成のために、自己のエネルギーを発生源としながらも、

絶え間なく空間にビジョンを投影しているのです。



 あなたの抱く「リアリティー」は、あなたのエネルギー周波数に応じてビジョン化され、

現実のみならず、意識空間にも投影されているのです。


 それこそが、すべての魂の持つ「次元転換能力」なのです。

いわゆる「引き寄せの法則」の原理でもあります。



 ただ、この雑多なる現世での時空の中では、多くの想念が創作した虚像も多く、

なにが真実であるかを見抜くことは難しく、

時には悪夢のようなビジョンを引き寄せてしまうかもしれません。


 そのような困難に遭遇した時であっても、自己の魂に対して、

純粋な心を持って信頼できるようになった時に、

あなたの見える世界は一変し、光明にあふれた世界を見ることができるのです。


 その時にこそ、

死に至るほどの絶望と怖れや不安と、ネガティブエネルギーはキャンセルされて、

希望の光を感じることができます。


 この時点においてようやく、

真の意味での、すべてへの感謝の気持ちが湧いてくるでしょう。


 そしてあなたは、想念の「リアリティー」を変えるだけで、

現実が変わってゆくことに気づけるでしょう。



 それを一般では「天の救済」「神仏の救済」「奇跡」とは呼んでいますが、

実は奇跡現象でもなんでもなくて、すべては自己の持つ

「認識とリアリティー」の創造の結果にすぎないのです。



 みな、魂の根底に創造のパワーを秘めており、ただそのパワーに気づくだけなのです。



                              by トート
 
     

   
 






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