『セイクレッド・スター』

~魂の故郷への旅立ち~

1 理論編

第10章   「磁気記憶素粒子について」     by トート 

 わたくしは 「トート」 です。


 あなた方は、「体」に極性があるように、「意識」にも極性を持っております。

 それは心の中の光と闇、つまりネガティブ意識と、ポジティブ意識。


 いかなることを考えても、常に、逆の考え方を、あなたの心の中に、

持ち合わせていることを、ご存知だと思います。


 これは良いとか、悪いとか、必ずそういう風に判断していると思います。

 それは、あなた自身の魂の持つ、属性というか、つまり、

極性を持たざるを得ない、「シャドウ」そのものを、形成しているのです。


 プラスの極面があれば、必ずマイナスの極面がつくりだされ、

その中間性を如何にして保つか、そうでなければ、魂は存在することはできない、

 そのような法則性の中に、あなた方は身をゆだねているからです。


 人の心には、必ず影が存在します。

その影との対話、あなた自身が深い意識に入り、意識波動を上げ、

冷静に自分自身のシャドウと、対話してみてください。


 そこに、なぜそのような考えをするのか、どうしてなのか。

 どうしてこのような結果になってしまったのか。すべての答えがあります。

 その答えを、自分で探し当てるのです。自分で答えを見つけること。

それが、自分自身の魂の向上となること。また、新たな覚醒へと進んでゆくのです。



 何度も、何度も、際限なく、心のシャドウは出てきます。

 自己との対話をあきらめずに行うのです。


 人生のあらゆる局面において、関わった人、関わった事柄、いやな事もあったでしょう。

 両親のこと、家族のこと、友達のこと。あなたの心の中に、深く刻んでいる、

心に残っていることを、まず、思い出してみてください。そこから対話が始まります。


 なぜそういう風に考えるようになったのか。また、どうしてなのか。

 何か意味があるのではないか。深く考えてみることなのです。そこに答えがあります。


 すべては「シンクロニシティの法則」が動いております。

 何も無駄なことは、ひとつもありません。


 必要なこととして、あなたに引き寄せられた結果に過ぎないのです。

 あなた自身がめざめるために…。


 必要なことを、あなたのエネルギーが吸い寄せる

「磁石の法則」そのものであると、思ったらいいと思います。


 関わった人、関わった出来事、結果が良しにしろ、悪しきにしろ、

すべては意味があったことなのです。なぜそうなったかを、

もしネガティブだとしたら、なぜネガティブにとらえるようになったか、


 要因を自分自身で、もう一度考え直してみてください。そうすると、

「もっと違う考えができたのではないか」、「違う未来の自分があったのではないか」と、

思い当たるようになるのです。


 それが、あなたの魂の方向を決定するのです。そして、あなたの未来も変えてゆくのです。



 あなたの魂は、転生のカルマ的な習性のみならず、

生まれてからの磁極的記憶体、磁気記憶粒子、と申します、

(今地球上には、この名前は、まだ科学上発見されておりません)

「磁気記憶素粒子」というものです。


 その素粒子が、あなた方のカルマを決定し、性格を決定し、

魂も、習性も、決定するのです。


 本質は「無極」にあります。


 「磁気記憶微粒子」も、還元されゼロに戻るべきものなのです。

 ところが、複雑な多層メモリーの、フラクタル磁気情報メモリーという、

構造があるがゆえに、複雑を極め、人の意識界は、さらに複雑化を増しているのです。


 そして「カオス」を迎えようとしているのです。


 「カオスある時は、そこに秩序あり」。これは宇宙の真理そのものです。


 このようにして複雑化を増しながら、複雑の極限まであなた方は極めてゆき、

そこに「秩序」を見出すのです。


 これが今の地球、太陽系の目指す方向なのです。


 その意識は、あなた方のさらに、さらに高次元波動領域にある、

「宇宙意識」に、繋がってゆくのです。



 あなた方がいち早く「宇宙意識の存在」に、気がついていただけるよう、

 わたくし、トートから、心よりお願い申し上げます。






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