『セイクレッド・スター』

~魂の故郷への旅立ち~

1 理論編

第12章   「エネルギーの原理と法則」    by テクノトロン 

 精神世界や、ヒーリング、気功、風水、そして魔術や神秘主義の世界では、

「何かの、宇宙に遍在するエネルギーの中で、あなた方は生きています。

そのエネルギーを活用することによって、あなた方は、自由自在に生きていける。」と、

言われてきました。それは、いろいろな書物の中に、書かれてある通りですので、


 それぞれの解説を加えるのではなくて、これまでに言われてきた、

何かわからない、わからないけれども、説明不可能だけれども、「何か」が、

「でも、それはなぜか、何だろうか」、全てが、未知の範疇に納められてきたと思います。



 ここで取り組む課題は、様々なミステリー、未知の分野を、

もっと科学的なレベルまでもっていき、これまでのニューエイジ、神秘主義の、

行き詰まりに対して、新たなる覚醒を、もたらそうという決意で、この章を進めております。


 宇宙には、無限にエネルギーが充満している、

そのエネルギーを活用することによって、皆さまは様々な分野で、生活や、意識の改善、

運勢の改善に至るまで、応用できることを聞かされたと思います。


 果たしてそれが何であるか、まだまだ、よく説明されてないと思います。

 それではここで、そのエネルギーとは何であるかを、説明いたしましょう。



 人の体は、本当に特殊な能力を持っております。

 その中に、あなた方の意識が、投影できるようになっております。


 宇宙エネルギーとか、プラーナとか、オルゴンエネルギーとか、気とか、

それは何でしょう。皆、疑問を持っていると思います。


 電磁波、原子の振動、素粒子ではないか、であるとか、

中性子ではないだろうかと、皆、いろいろな解釈をしております。


 素粒子でも、レプトン系素粒子の振る舞いではないだろうかとか、

 また、宇宙物理学の、最新分野でいわれる、ダークマターの中の冷たい粒子、

熱い粒子の相互作用で、宇宙エネルギーを、発生させているのではないだろうかとか、

いろいろなことが言われております。


 ここで、その「原理」をお知らせしたいと思います。



 「宇宙があるから、人がある」、「人があるから、宇宙がある」。

 あなた方は宇宙を認識している。その「認識する」ということは、

 あなた方が、宇宙をそう捉えているからであって、

今の宇宙が、このように存在している、そう見えている。


 でも、他の動物や、植物や、魚や、昆虫、彼らは、そのように認識しているでしょうか。


 ここでは、もっと違った観点から「宇宙観」というのを、捉えなおしてほしいと思います。


 人がいるから、宇宙がある。このように見え、感じる。

 それは皆さまが、「二元性原理」という固定された枠の中から、宇宙を観測したとき、

「そのように見えるような宇宙になってしまう」ということを、

考えたことがあるでしょうか。


 実は、あなた方の「意識」によって、意識の固定概念によって、

長い長い人類の歴史の中に、様々な宇宙像を、宇宙観を、インプットされ、

パターン化され、ホログラム化され、「宇宙はこのようなものだ」、

「社会はこのようなものだ」、「実際の現象はこのようなものだ」、

「原因結果の法則はこのようなものだ」、そう捉えてしまっているのです。


 そうすると、人というものは、「意識の持ち方」というものによって、

如何に宇宙観が変わっていくかを、理解できると思います。今の宇宙理論も、

いつ変わるかわからないのです。あなた方の意識が変われば、科学の解釈も変わり、

宇宙の全体像も変わってゆきます。ビックバン宇宙とか、インフレーション宇宙も、

書き換えられていくのです。


 エネルギーというものは、人の意識に起因する、共鳴パターンとして、

様々な、無限に広がるエネルギーを創造し、空間に振りまいているのです。

 つまり、あなた方人間が、ヒューマノイドが存在するがゆえに、

「宇宙エネルギー」というのが、それも、無数に多次元構造をなす、

エネルギーパターンが発生しているのです。



 人の体は小宇宙。小宇宙はまた、大宇宙との接点をなしております。

 ミクロで捉えようと、マクロで捉えようと、同じことなのです。

 意識は捉え方によって、全体像が変わっていくのです。あなた方が、

小さい、狭い範囲の空間しか意識できない場合には、その空間のエネルギーしか、

創り出せないのです。


 人の意識が大きく、広く広く地球を越えて、宇宙空間をイメージできるようになったとき、

あなた方も、その空間の広さに、相当するエネルギーパターンを持つようになるのです。


 つまり、意識エネルギーというものは、もともとあったものではなくて、

この地球上にいるヒューマノイドが発生させているのです。

 人がいなければ、有機生命体が存在しなければ、

エネルギーパターンは、発生しないということを知っていただきたいのです。


 これを 「人間原理宇宙論」 といいます。

 人があるから、宇宙がある。エネルギーもそうなのです。


 あなた方のイマジネーションが創りだした、多くのエネルギー空間。

長い長い人の歴史の中に、積み重ねられた、様々なイマジネーションの空間。

 それは、ヒューマノイドが創り上げた空間なのです。

 この太陽系空間において、ひとつの大きな、固定地場ができあがっているのです。


 あなた方は、天体の星に目をやったとき、それぞれの星に、いろいろな生命体がいて、

同じような生活をしているのではないか、と想像してしまうでしょう。


 それは「イマジネーションの世界」です。

 どこかに、どこかの星に、特定の生命体が存在している、と、誰かが言い出したとき、

それを信じる者が、またその人の意識によって、多くの信じる人たちの意識によって、

 星の生命体の「意識空間」を創り上げるのです。

 それは、あなた方地球の人たちが創り出す、意識空間。



 普通は、太陽系にしか、人々は目に入りません。

 それは、あなた方の生活に密着した惑星であるからです。

 「月」と「太陽」それはあなたたちにとって、最も重要なものです。


 だからこそ「月」と「太陽」が、意識の変化に影響を与えております。

 積み重ねられた、集合意識によって、月も太陽も、火星も木星も、水星も土星も金星も、

いろいろな意識を、持ち合わせているのです。


 それも、あなた方の意識によって創られたエネルギー空間。

 自らが創り出したがゆえに、あなた方は、そのエネルギー空間を利用できるのです。

他の宇宙存在が創り出したのではありません。あなた方が意識できる、空間エネルギーは、

あなた方が創り出したがゆえに、アクセスできるのです。


 人の体は、このように創り上げられているのです。

これが「エネルギーの基本原理」です。


 それぞれがイマジネーションできる範囲のエネルギーは、みな活用できるのです。


 それをどう上手く、どのように体に流し、また他に影響を与えて、

身の回りをよくしよう、調和を生み出そう、そう意図しているのです。


 つまり、あなた方の「意識」が先に動いているのです。

「意識があるからエネルギーがある」これが順序です。エネルギーは、あなた方が、

創り出したものであるからです。


 人は、エネルギーの発信器にもなり、受信器にもなるというのは、

あなた方に「発生の起源」があるからなのです。


 地球人は、もっともっと変わっていくでしょう。

 意識が多次元構造になればなる程、また別の宇宙空間を創り出すことができます。


 そうすると、もっともっと効率のよいエネルギーを、あなた方が創り出し、

そして、そのエネルギーを、このように活用できるようになるのです。


 これらは既にあるものでもあり。また、新たに創り出されるものでもあります。


 皆さまが感じておられる宇宙エネルギー、フリーエネルギーとは、

人がそれを思い出したり、創り出したりして、変化してゆくのです。


 「人は、創造主である」という意味は、このことを指しております。






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