『セイクレッド・スター』

~魂の故郷への旅立ち~

1 理論編

第48章   「エネルギー媒体としての人間」    by シリウス意識集合体 

 人の体は、特殊な生命体として、できあがっております。

 あらゆる生物学、生命学、進化論においても、

猿人から、ヒトへの、ミッシングリンクは、まだ発見されておらず、

未だに、謎に包まれたままであるのが、現在の、科学レベルです。


 よく、生命は、宇宙から飛んできた、隕石から、

生命の元、アミノ酸が、起源という説も、納得せざるを得ないものがあります。


 分子生物学者、オパーリンの、「生命のスープ説」にも、最近疑問視されてきており、

いかにして生命が誕生したか、ということは謎に包まれており、

ましてや人が、どのように地上に出現したか、等は、

未だに解明されていないのが現状です。


 これから述べる内容は、まだ地球上の科学では、証明も検証も不可能ですが、

事実のみを、明らかにすべき時がきたと思いますので、この章の、主な主題といたします。



 皆さまが、空を見上げて、星や恒星、天の川を眺めたときに、

何か、不思議な郷愁を感じたことが、だれにもあるはずです。

 その通り、わたしたち人間は、宇宙からの、生命の基から進化してきた、

宇宙レベルにおいては、ヒューマノイド型、生命体なのです。


 いずれ、この事実が解明される時が、訪れるでしょうが、まだまだ、

地球人が、意識レベルのエネルギー構造と、メカニズムを理解しなければ、

証明できない事柄なのです。


 残念ながら物質は、あくまでも、意識の低次元化にすぎない、という事実も、

まだ、理解できていないのが現状でしょう。



 ここで、みなさんには、飛躍した考え方として、とらえられるかもしれませんが、

あえて、ヒトの発生の起源を、ここで述べたいと思います。


 古代神秘主義や、カバラにおいても、ヒトは小宇宙であり、

大宇宙のフラクタルである、ということを、聞いたことがあると思います。

 その通り、ヒトは、宇宙意識とのフラクタル性を持ち合わせて作られた、

炭素系生命体なのです。



 宇宙の構造は、グレートウオールの構造と同じ、六角パターンの連続であり、

蜂の巣構造をしています。


 これは、あくまでも、電波望遠鏡でとらえられる、物質的構造にすぎませんが。

 この六角パターンの、巨大な重力エネルギーによって、私たちの体も、

シンクロナイズされているのです。


 この、六角パターンの共鳴によって、かたち事くられるられた物は、

この地球上にも、たくさん存在します。花びらのパターン、雪の結晶、水晶、蜂の巣、

枝わかれ、など、一つ一つ挙げれば、きりがないほどたくさん存在します。



 この六角パターンを基本として、生命体、有機体をなし得る物は、

炭素を基本としたもの、あるいは珪素を基本としたもの、以外には、存在しておりません。


 珪素系は、結合状態により半導体の性質を持ち合わせますので、

エネルギーの伝導体としての、許容度は高まります。ただし、

情報を固定しにくいという、欠点もあります。


 これは、地球外の生命体として、そのようなものもいるということで、

ここでは、あまりふれないでおきます。



 炭素の、柔軟な結合性、自由度が、私たち生命体の可能性を、多く秘めているのです。

 そこに、エネルギーが通過したときに、周辺とのバランス調整のために、

自己組織化、自己増殖化をおこなうのです。あらゆる可能性をもとめて、

周辺の原子、分子を結合してゆくのです。そこに、生命の多様性が生まれてくるのです。


 この、炭素系の生命体の多様性と、この地球の気温、水分、太陽エネルギー、

あらゆる種類の原子などが、相俟って、ヒューマノイドが、成長しやすい条件にあるのが、

この地球であるということです。


 宇宙には、その原型となる意識体が、たくさん存在しております。

みなさんが、まだまだ未発見の生命体、意識体が、たくさんいるのです。



 意識体に関しては、視覚でとらえられるレベルではありませんので、

まだまだ、地球科学での検証は、不可能でしょう。


 ”神は、自分の姿に似せて、人間を形作られた・・・”という表現通り、

宇宙意識の、集合体が、この地球上の生命を、形作っていったのです。


 それをあなたがたは、「神」または「創造主」と、呼んでいるにすぎないのです。


 みなさまは、何か全能の神を、想像したがるとは思いますが、

そのような一個人としての神は、あなたがたの作り出した、意識体にすぎないのです。


 あなた方よりも、前のプロセスにおいて、集合されてきた、

あらゆる宇宙の意識体の、「集合意識」こそが、あなた方の創造主であるということです。


 この地球では、その条件を満たすにふさわしい、有機体生命発生の、

「環境」が、あったからなのです。



 この、広大な宇宙の中での、固定された意識体を発生させることは、

すべての条件を見満たさねばならないからです。その確率は、無数にある、

恒星の数からしても、確率は非常に、低いものなのです。


 これまでの、内容からもおわかりの通り、あなたがた人間は、

あなた方と同じような生命形態を持つ、宇宙意識の形態共鳴によって、作り出されたのです。

 そのために、あなたがたの意識の中にも、宇宙に憧憬、郷愁を感じさせる要素が、

もともと内在しているのです。


 人は、何か大いなる存在がいて、その存在の意志が、

宇宙を創造したと想いたくなるようですが、実際には、

それは地球人の、宗教的観念が生み出した、大きな弊害の一つでもあります。


 聖書の、「我は有りてあるもの・・・」という、本当の意味は、”全ての集合意識”を、

指す言葉なのです。


 ひとの体も、それらの宇宙存在のコピー体として、地球上に生まれてきた、

特殊な生命体なのです。そのために、たくさんの、ほかの宇宙の生命体の意識も、

内在しており、それはあなた方の、DNAの中に、記録保存されています。


 その記録の中に、精神、魂、肉体の、エネルギーシステムが、

プログラムされているのです。 これを、エーテル体、アストラル体、メンタル体、

コーザル体などと呼んだり、それを流れるエネルギーを、プラーナなどと、

呼んでいるにすぎないのです。 


 東洋医学でいう、”気”も同じ意味です。

経絡とか、”つぼ”も、エネルギーの流れを、表現した言葉なのです。




 古代の人々は、現在のように、複雑な意識のるつぼには生きておりませんでした。

もっと純粋な環境と、自然に即した生き方をしていたがために、エネルギーの感受性が鋭く、

日々の生活そのものが、エネルギーとの関わりによって、成り立っておりました。


 今のように、人工の電磁波が多く入り乱れ、周辺には電気製品、電磁波発生機器、

磁気製品に囲まれていては、エネルギーの流れを、感知することすらも出来なくなり、

体が麻痺状態にあるのです。


 それだけでなく、食品添加物などの弊害も、無視出来ないものがあるのです。


 よく修行者が、山野に籠もり、自然と一体になって、悟りを探求するのも、

エネルギー汚染された環境から離れて、宇宙のエネルギーをアクセスする方法の、

一つなのです。自然食と、ピュアーな水と、環境で、

体を、本来のすがたに戻そうとする手段として、一理あることなのです。


 過度の集中と、リラックスによって、特殊な意識状態を作り出して、

変性意識体験を重ねてゆく。そしてそれを、意図的にコントロールしてゆくことによって、

いかなる状況においても、変性意識になれるように、訓練を積んでゆくのです。


 これも、条件反射と、学習の、積み重ねの結果なのです。

 そして、これらの繰り返しから、人体の中にプログラムされている、

チャクラシステムも、発動しやすくなってくるのです。



 チャクラとは、宇宙エネルギーのボルテックス、

(渦巻き状の、エネルギー流入、流出ポイント)を指します。

 ただし、意識レベルで発動する機能でもありますので、現在の地球科学レベルでは、

実際に検出は出来ないでしょうが・・・。



 瞑想というのは、意識を統制する、技術でもありますので、

呼吸にあわせて、自発的にチャクラに集中させ、人体のエネルギー流を、

コントロールする方法として、古代より、多くの修行者が行ってきた良き方法なのです。


 このように、人の体は、宇宙とのフラクタル体でもありますので、

自分の体が、宇宙に繋がる、または、繋がっている、という意識を、

もてるようになって初めて、チャクラの機能が実体化されてくるのです。



 今の人々は、そのことをほとんど忘れてしまっており、それを自覚するチャンスも、

ほとんど無い一生を、おくってしまうのです。本当にもったいないことなのです。


 いち早く、人体の、エネルギーシステムの本質にめざめて、

もっと別の意識の世界に、気づいてはいかがでしょうか。


 それはあなた自身の、意識の方向性が、決めることなのですから・・・・。






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