31章  「時空を超えて」 by マヤ意識 


 ここでは、あなた方が意識している、時間という概念について、

改めて伝えなければなりません。


 あなた方の体は、心拍数を基本として、一定のリズムを刻んでいることは、

ご存知でしょう。 それは、生命時計…。


 自然界と一体となって、太陽と、月と、地球とのバランスによって、

あなた方の体は、秒を刻んでいる、身体時計といえるものを形成しているのです。


 それは、この地球の時間の中に拘束された、時間帯を指します。

 その時間帯というのは、永い長い歴史の中で、そのつど創りだした、

肉体次元をもとにした現象、投影、そのものを歴史と呼んでいるのです。


 その歴史の背後には、意識の固有の繁栄があります。

その意識というのは、人それぞれ、違うものを持っております。

意識時間というのは、人それぞれ、千差万別。多重構造を持った、人もいれば、

単純思考だけの人もいます。


 また意識時間が、非常に早く進んでいる人。その逆に、

非常にスローな進み方をしている人、みな違うわけです。


 思考が、まったく停止している人もいます。

 多くの意識が、共鳴し合い、レゾナンスを生み、あなた方の歴史の時間軸に、

フイルムの如く、投影しているのです。


 それをあなた方の肉体の次元から見る、歴史の流れとして、感じているのです。


 そのつど、あなた方の考えたすべてが、

時間軸に投影されているのですけれども、この現象を快適に投影できるものと

出来ないものがおります。


 しかし、投影されようとも、されまいとも、エネルギーとしては、

どこかの意識界に、残留想念となって、記録されているのです。



 その残留想念を、すべて集めたものを、集合意識と呼んでいるのです。


 集合意識が、強くなればなるほど、パワー、エネルギーが強くなります。

 そして、影響力も強くなってゆきます。 宗教や、思想、というものは、

それらの集合意識が、非常に強くなったもの、であるといえるでしょう。



 皆さまが思っておられる、神や、仏、その実態も、

集合意識の固まりに過ぎないのです。


 それを、あなた方は、受け入れた時から、あなた方の意識の中に

エネルギーが発動し、その神仏の世界を広げてゆくのです。


 信じようと、信じまいと、あなた方の意識次第というのは、

このような意味を持つのです。



 さて、この章において、最も伝えなければならないこと。それはあなた方が

魂の故郷へ旅立つ時には、必ず時空を超越した空間へ突入する必要があリ、

地球のあらゆる概念を超え、宗教観や、迷信、カルマといった固定意識の残留物に

支配されない意識となれたとき、あなた方は、時空を超越してゆくのです。


 そこには時間の概念は、もうありません。



 マヤの13のリズムの本当の意味は、あなた方が常日頃から拘束されている

12の時間軸から超越してほしいのからなのです。


 そして、12から、13へ、意識を変革できたとき、

別次元へとあなた方は旅立てるのです。


 それは、あなた方が、時計の針を見ているのと同じ。

12時間の目盛りの動きを、見るのではなくて、針の中心部、

時計の中心部だけに、意識を向けることなのです。



 そのことで、あなた方は、時間軸を超越でき、12の時間を超えた、

13のポイント、そのものにアクセスできるのです。


 13のポイントというのは、13に意味を持たせるのではなくて、

時計の円盤に支配されるのではなくて、

ただ中心に、意識を向けられることなのです。

 じっと、中心を見つめていてください。そうすると、

この世の時間というものが、幻想であることに気づいてくるでしょう。


 その準備としては、あなた方が、男性極、女性極の

エネルギーバランスを知らなければなりません。


 それは「融合」の時に述べましたとおり、「オリハルコン」そのものなのです。


 オリハルコンの状態に目覚めたとき、あなたの魂は、母親の胎内に戻るのです。

 そして、あなたが来た魂の故郷へと、逆戻りすることができるのです。


 それを、「時空を超えて」と呼んでいます。


 私たちマヤは、古い昔から、中南米に存在する植物や、鉱物に存在する

時間超越の発現力となる、「アヤワスカ」というものに、関心を持っていました。


 あなた方が、第3の目、そのものにつなげるのも、この、

アヤワスカの物質そのものなのですけれども、今の現代科学では、

その本質はまだまだ、理解されておりません。


 しかしながら、マヤの者たちは、いち早くそのことに気づき、

時間を超越すること。意識を超越すること。

意識界から現実界をコントロールすること。


 すべてを、シャーマニズムという体系の中に残してきたのです。伝えてきたのです。



 人々よ…、気づいてほしいのです。


 あなた方の脳の中に、時間の調整装置が、埋め込まれているのです。

 その調整装置に、ただ、スイッチを入れるだけ。

 宇宙時間への、スイッチを入れるだけなのです。


 そのためには、時計の針の中心に意識を当ててみてください。


 そして、第3の目に、意識を集中してみてください。

 そうするとあなたの体は透明と化し、あなたの意識も、別次元へと

飛び出してゆくのです。そして、時空の旅が始まるのです。



 そこは自由な空間。どこへ行くも、あなたの自由自在。

 人の意識に入ることもできるし、お望みの意識界に入ることもできます。


 それはあなたが何を望むか。何をしたいか。ただそれだけでいいのです。

自由自在に、あなたが選択できるようになっているのです。

宇宙空間とはそのようなもの。自由な選択が許されているのです。


 そこには、善悪の区別はまったくありません。

 この世の悪であろうと、善であろうと、まったく関係はないのです。

 みな価値観の違い。意識レベルの違いによって、

価値判断をしているに過ぎないということが分かるでしょう。


 すべてが許された空間、その中であなたが、何を目指そうと

自由なのですから・・・。 そして、この自由な空間に、旅しているとき、


自分は何をしたいのか、どのような存在になりたいのか、

ただそれだけを自分で宣言するだけ。 「Iam 〜.」でいいわけです。


 「我〜の存在である」、「存在そのものである」と、宣言するだけで、

あなたの創造した空間は、宇宙全体に広がってゆくのです。


 これを創造主のレベルというのです。答えは、単純なところにあります。

単なる気づきです。 そこで何を望むか、何をしたいか

じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

 それがあなたの宇宙空間そのものになってゆきます。



 そして、あなたの魂のキャパシティーに応じて、影響力を与えてゆくのです。

 キャパシティーが大きければ大きいほど、広範囲な影響を及ぼしてゆくでしょう。


 精神レベルを高め、魂の霊格を上げ、エネルギーのキャパシティーを上げ、

縦軸、横軸のバランスをしっかりとること。そして、自分自身が、

完全に中性体となれたとき、この創造の中心核へと移動できるのです。


それを「創造主」、「神」と呼んでいるのです。


 後は、何をなしたいのか。それだけでいいのです。

 為すことも、為さぬことも自由なのです。それが、創造の中心核そのものであるのです。


 創造の中心核とは「無極の究極である」ということなのです。

 言い換えれば、「なにも存在せぬところ」なのです。


 あなた方が、その意識状態に気づけたとき、中心核に突入する

許可が与えられるのです。


 どうぞ、ご自分の魂を練磨し、高め、清めつつ、

 この創造の中心核へと、戻ってみてはいかがでしょうか。




 

 
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