２０章　　「質疑応答」 ｂｙ　マクラーゼ  　Ｑ：　マクロ的な物理法則と、ミクロの量子の物理法則は、全く違いますが、 　　　その切り替わりというか、狭間、変換点について、どのようになっているのか、 　　　仕組みをお聞かせください。 　Ａ：　物理的概念において、大きな幅広い立場から現象を捉える方法を、マクロ的観点。 　　　一つ一つを細かく分析し、それぞれの法則性を見つめてゆくことを、ミクロ的法則と、 　　　分類しております。 　　　　実際の宇宙というのは、ミクロの法則。 　　　　電子、陽子の振る舞い、それぞれが、厳密に動くように思われます。 　　　それを量子論では、「一つ一つの振る舞いを分析」していっている、 　　　わけなのですけれども、確かに法則性は掴めるでしょう。 　　　これも一つの見方。 　　　　そして、たくさんの原子が集まり、分子構造を作り、複雑な構成となってゆく、 　　　それを、マクロ的な見方として、捉えるようになるのです。 　　　　個の振る舞いと、集団の振る舞い。これを、別々のように捉えていると、 　　　すべては違う法則のように見えてしまうのです。 　　　　しかし、あなた方が、一つの物事の見方において、 　　　　例えば、小さなものを、虫眼鏡で拡大してみる、それでも見えない場合は、 　　　顕微鏡で分析してみ、それでも見えない場合は、電子顕微鏡を使って、 　　　もっともっと細かいレベルまで見ようとする。 　　　しかし、この倍率を、逆に、上げたとき、一つの固体のように見えてくる。 　　　つまり、法則性は違うように見えても、実は、同じである、ということを、 　　　お伝えしたいと思います。 　　　　現在、地球科学の解析技術において、まだまだ、未発見の部分があります。 　　　その、未発見の要素を繰り込むことが出来たとき、ミクロも、マクロも、 　　　同じ法則性で動いていることに、気づくでしょう。 　　　　あなた方人間も同じなのです。 　　　　宇宙も同じなのです。 　　　　細胞一つ一つにしても、あなたの体の中で、バランスをとりながら、 　　　全体とのバランスをとりながら、存在しているのです。 　　　　一つの体の中にある細胞なのですから、ミクロであろうと、マクロであろうと、 　　　矛盾性があってはいけないのです。一つの、普遍的な法則性のみに、 　　　宇宙の物理法則、生物の法則、生物科学上の法則、すべてが動いているのです。 　Ｑ：　植物、花や、動物や、魚たちの色や形の美しい意味は何でしょうか？ 　Ａ：　光の七色。 　　　　人も、動物も、植物も、海の生き物も、すべては波動法則、つまり、 　　　波動の状態によって変わるのです。波動が変わると、状態も変わるのです。 　　　　それを法則で判断するのが、人相学にもいえるでしょう。言い換えれば、 　　　住んでいる環境、また、その土地の波動レベルによって、 　　　生き物が、形を変えてゆくのは、波動性を持っているからです。 　　　　純粋なものは、より自然そのものになってくるのです。 　　　　光が七色と、虹によって、生き物の七色のパターンの持つ。 　　　人格の美しさを見て、自分を照らし合わせてみたとき、感動を持ったとき、 　　　自然の美しさを、見ることができる。 　　　　心が乱れると、顔が変わる。 　　　互いに繋がっていることを、気づかせるために、周りの自然の美しさが、 　　　動物や、植物たちが、存在しているのです。 　　　　それとおなじに、人の魂が綺麗になると、地球自体の生き物が美しくなり、 　　　地球も美しくなってくるのです。その進化で、地球を美しくさせてゆくのです。 　　　　光のパターンを、美しいと思える心が、チャクラを目覚めさせるように、 　　　動植物も、あなたを目覚めさせ、花の香りも、同じように、 　　　あなたを目覚めさせるように、できているのです。 　　　　しかしながら、形態を持ち進化してゆく、そのプロセスには、善も悪も、 　　　識別は無いのです。どのような環境に適応し、どのように生きていくか、 　　　すべを知っているからです。 　　　　荒っぽい性質を持つ動植物は、醜い形態を持つように感じてしまいます。 　　　聴覚、味覚もそうなのです。ただ、それはあなた方の観点における、「先入観」が、 　　　そのようにさせているからなのです。 　　　　ここから、「すべてがあなた方の意識の進化にかかっている」ということに、 　　　気づいていただきたいのです。 　　　　地球を、さらに美しい星にするのも、あなた方の意識に、 　　　かかっているということです。 　Ｑ：　中性的なバランスが大切、ということにつきまして、 　　　さらに詳しく説明してください。 　Ａ：　人は、地球と同じ、フラクタル体を持っているわけですから、 　　　あなた方の体の、要素すべては、多くの原子の集まり。 　　　　その原子をつなぎとめている、中性子の存在なくしては、あなた方の体も、 　　　ばらばらになってしまいます。 　　　　その中性子は、非常に質量が、無きに等しいほどの物質ではありますけれども、 　　　非常に高いレベルの、高波動的性質を持っております。 　　　　中性的なエネルギーなればこそ、そのような不可能に近いことが、行えるわけです。 　　　　つまり原子転換とか、エネルギー転換、すべてが、その、中性子の役割によって、 　　　行われているのです。 　　　　肉体の中に、原子転換をもたらす働き、化学合成にしても、すべてです。 　　　　細胞分裂にしてもそうです。 　　　　あなた方の肉体が持っている、中性子のおかげで、養分の合成転換、還元が、 　　　自動的に行われるようになっているのです。 　　　　つまり、奇跡的な変化、転換の働きをなす要素は、 　　　この、中性子の影響によって、もたらされるものなのです。 　　　　現実レベルでは、説明不可能な事柄も、このお話によって理解できると思います。 　　　　全くあなた方の中、存在する世界に、奇跡というものは無いのです。 　　　　もっともっとあなた方が、そのレベルまでわかるようになったとき、 　　　あらゆる奇跡現象は、あたりまえのことのように見えてくるでしょう。 　　　　それまで、あなた方の進化を待つ意外にないのですけれども、 　　　いずれ、このことがわかるようになってきます。 　　　　そうすると、もっともっと、あなた方の人体の神秘を、理解でき、体を慈しみ、 　　　愛する心が生じてくるでしょう。 　　　　病気の原因も、あなた方の、意識の作用のゆがみによって起こることも、 　　　わかってくるでしょう。 　　　　そのゆがみを、どうすれば取り除くことができるか、ということも、 　　　わかってくるでしょう。その修復作業の働きを行ってくれるのは、 　　　これらの、中性子のおかげなのです。 　　　　あなた方の体からも、たくさんの中性子が、発生しているのです。 　　　その発生のおかげで、人と人を結びつけ、互いに融合させ、そしてまた、 　　　地球社会の安定を、もたらすことができるということを、知って欲しいと思います。