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わたくしは「エル・カンタレーネ」と申します。
別の名を「エル・ランティー」、とも呼ばれています。
あなた方はまだ、名前はご存知ないと思いますけれども、
わたくしはアトランティスの頃「アガシャー大王」として、
トート 様の親友関係でもありました。
このアガシャーが「法」というものを、「宇宙の法則」に従う法、というものを、
アトランティスの社会に広めていったのです。
「法と秩序」、それはやはり、この人間社会には、必要なことでございます。
だからこそわたくしは、人に法を説くことを、ずっと、転生に於いても、
行なってきたのです。インドでは、ブッダとして転生いたしました。
そして、中国に於いては天台智顗。
そして日本に於いては最澄。
仏教者ですけれども、「人に法を説く」という役割をもって、
何度か転生して来たのです。
この歴史の中で、わたくしの転生の中で、人々に伝えたかったことは、
「人々の魂は、永遠に不滅のものである」。
そして、「車輪のごとく何度も輪廻を繰り返す」ということを、説いたのです。
魂は永遠不滅であるがゆえに、その魂をいかにして進化させてゆくか。
もっともっと素晴らしい、輝きのあるものにしてゆくか。
その方法、そして法則を、わたくしは様々な転生を通して、伝えてまいりました。
しかし今、この「転生輪廻」というのは形骸化してしまい、
「転生というのは確かにある様だけれども、よくわからない」。
そのように考えられている方が、多いのではないでしょうか。
しかしこれは法則として、いまだに存在しているのです。
特に、この太陽系空間に於いては、その「転生輪廻の法則」をもたらしたのは、
この エル・カンタレーネ、わたくし自身なのです。
わたくしの星は、もっと遥か彼方の、ずっとずっと遥か彼方の、
ちょうど、「ミドルスター」という名前を、ご存知だと思いますけれども、
「中つ星」というのがございます。中間の星。つまり、
北極天と、南極天の中間にした、その真ん中にある星なのです。
その星の性質というのは、北と南の、二極性質の中間を取りながら、
如何にして。全てのバランスを取ってゆくか、という方法を知っているのです。
二つの極性の中でバランスを取ることは、プラスに歪めば、プラス側に偏る。
マイナスに歪めば、マイナス側に偏る。そして中間にある、その中心の球体、
その球体が、互いの強さによって形が変わってゆく。それのみならず、
スピンする球体が、あらゆる磁場によって変形する。
その中で如何にしてバランスを取ってゆくかということを、
わたくしたちの星の経験として、培っていったのです。
その中で、この地球という星の中で、やはり太陽系は二元性、二元性原理で、
出来上がっております。そこで、わたしたちの概念をうまく導入して、
人々がもっと上手く生きてゆけるように、その法則性を、わたくしの法をもって、
説いていったのです。それが「転生輪廻の法」というものです。
つまり、自然界にサイクルがあるように、魂にもサイクルがあり。
星にもサイクルがあり。あらゆる生命、鉱物、動物、植物、すべてにサイクルがある。
自然界の循環の法則の中にもある。体の中にもある。
それもすべてあなた方にとっては、二つの極性に分けられるものにて、
出来上がっていること、この科学の解明によって、良くご存知だと思います。
ふたつの性質が無ければ、進化は成り立たない。それがゆえに、
二つの極のなかで、如何にしてプラスの方向性に、エントロピーを増大させる、
しかしながら根源のゼロの法則に、近づいてゆくか。
この矛盾した世界を、あなた方は学んでいかなくてはならないのです。
世が複雑になれば成る程、あなた方の身の回りは複雑になってゆき、
混乱を増してゆく。しかしそのなかに於いて、また究極の中心を見つけ出す。
それが、あなた方に与えられた魂の使命であり、また試練なのです。
だからこそあなた方は、この循環の法則の中に生きる以上、
魂もそれに従ってゆくという、法則性を学んでいって欲しかったからです。
すべてに循環があり、昼と夜がある、月があり太陽がある。
そのように、すべてサイクルがあります。
そのサイクルの中であなた方は生かされていること。
魂もそうであるのです。
あなた方人類もそうなのです。
一人ひとりが皆その循環の法則の中で生きてゆき、如何して上手く人生を、
そして魂の価値を上げてゆくか。
それがあなた方の今生きている役割、ということを、知っておいて欲しいからです。
丸い球体がゴロゴロ、ゴロゴロ転がりながら、だんだん大きくなってゆく、
しかし、その球体はたくさんのゴミを付着させます。
その吸い取ったゴミをどう上手く処理してゆくか、その本質にある魂が、
どう捉えるかによって、嫌なものであるのか、また、良いものであるのか、
どう捉えるかによって、その魂は変わるということを、知って欲しいからです。
これが「循環の法則」。
ゴツゴツした石ころも拾うでしょう。
それをうまく平らにして、自分のものにして吸収して、自分の養分にしてゆく。
それらが、あらゆる試練として、あなた方の人生に現れている、ということを、
知って欲しいのです。これが「循環の法則」。
しかし人というのは、この循環の法則の中で、マイナスに捉えてしまって、
それが嫌なもの、悪いもの、人のせいであるとか、周りのせいであると、
自分の魂が、そう捉えるようになったときから、
そのゴツゴツしたゴミが、嫌なものになってしまうのです。
そしてそれが、解決できない「魂の傷」となって、宿題となって、
ずっと永遠に残るものであることを、知って欲しいのです。
それは「カルマ」としてわたしが伝えたものです。「カルマ」という言葉で伝えたのです。
このゴミをどう解消するか、取り除くか、それは、
あなた方が生きている間に、できる限りやるべきことなのです。
魂はどんどん進化してゆきます。そしてもっともっと大きくなり、
宇宙大の大きさになったとき、あなた方はもう、
カルマなんかは関係ない魂になっているでしょう。
そうなるべく目的をもって今、この地球のなかで、様々なゴミを、
吸いやすい環境の中で、自ら望んで転生した、そのことを忘れないでほしいのです。
この地球に生まれたということは、それだけ試練が多い星。
それを望んだ、自分自身の決定である、ということなのです。
どのような両親を選ぶにしても、どのような人生を選ぶにしても、苦難を選ぶにしても、
それは、「自分の魂の選択」である、ということを、知って欲しいからです。
自分の魂がまた、例えばあなたが人生を終えたときは、
「中間生」というところに、到達いたします。そこは何も無い空間です。
一時そこに留まるのです。それを「臨死体験」と、あなた方は呼んでいると思います。
この中間生、この空白の、ふわふわ浮いた状態のなかで、
すべてのあなた方の人生の記憶、あなたのDNAに焼きこまれた、
あらゆる記憶を紐解いてゆくのです。
そのなかで、何が自分にとって出来なかったことか、
もっとやりたいことがあったのだろうか、すべてを思い出すのです。
この宿題になったものを、もう一度修正したい、と言う気持ちが起こる。
それが生まれ変わりなのです。それも自分で決めること。
どのような両親を選ぶのかも、あなたが決めるのです。
しかし、両親の波動と、あなたの波動が合わなければ、
両親の魂には入れない、入ることが出来ない、
ということも知っていて欲しいのです。
つまり両親の魂が、あなたの魂に近いものでないと、
再び、その両親のエネルギーに、共鳴しないし、
また、母親の母胎に入ることも出来ない、ということを知って欲しいのです。
生まれ変わるということは長い間、魂の状態で、待たないといけないことを、
知って欲しいのです。
だからこそ、あなた方は生まれ変わって、この短い人生の中で、一生懸命生きるのです。
そして、できうる限り魂が丸くなり、清まり、
そしてもっともっと大きな魂になるべく、皆、努力するのです。
「すべては循環の法則にあり」。
しかしその循環にはプラス、マイナスの極性が発生する。当然のことでしょう。
それをどう捉えるか、ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかによって、
あなたの魂の情報は変わってゆくのです。
何も、悪いことは無いのです。
すべてはあなたに必要なこととして、自然が与えてくれた環境であること。
そして、自分が望んだ環境であることを、知って欲しいのです。
そして球体の中心軸、ちょうど中心は、何も無い「ゼロの状態」。
その、ゼロの状態を、どんどん大きくすることが、
魂が完全バランスをとった、球体となる、ということなのです。
魂の形というのは「完全球体」です。
そして「極性を持たないもの」。それが理想的なものであるわけです。
小さくもできるし、大きくもできる、宇宙大にもなれるし、微粒子にもなれる、
そのくらいの柔軟性を、もって欲しいからです。
それが「万能な魂」というものです。進化した魂はそのようになれるのです。
そして、いかようにも形を変えられる。そのような魂になってほしいのです。
カルマの法則は、決してマイナスな、ネガティブなものではなくて、
それは、あなた方にとって必要なものとして、条件として、あなたが引き寄せる、
魂が引き寄せる磁石、磁場が、逆のものを引き寄せるのです。
あなたに必要なものは、終生作用、反作用としてはね返ってくる。
これは、どこの宇宙でも同じ法則が成り立っているのです。しかしながら、
この太陽系に於いては、強い磁気作用が働いております。だからこそ、
物質的にも固体化できるし、魂も強固な形として、あなた方の体の中に合体し、
同時に成長する、ということを、わたくしがもたらしたのです。
わたくしの星の法則そのものを、この地球に導入したのです。
だからこそ、ここでわたくしが、声をあげて申したいのは、
「その法則を、早く越えて欲しい。カルマの法則は、もうそろそろ終わりにして、
もっと自由な魂として、認識を改め、生まれ変わって欲しいのです。
すべては中庸にあり。」これが、わたくしが伝えた法のすべてです。
以上、エル・カンタレーネからメッセージでした。
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